AIUな生活

元AIU(国際教養大学)生による大学生活の記録と英語小論文対策。
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反論は必要なのか(上級編)

C日程で課される英語小論文を書く時に、
Bodyの部分で自分の結論をサポートするためだけの具体的な理由を書くべきなのか、
それとも予想される反論や批判も交えた方がいいのか。

結論から言うと、どっちもありです。

一般的に知られている英語小論文の展開だと(教科書や参考書に記載されている例)、
イントロ&結論→結論をサポートする具体例や根拠→結論となっていますが、
結論をサポートするBodyの部分が必ずしも全て肯定的でなくても構いません。

でも深い話になる前にまず言えることは、
この教科書などに載ってる一般的なやり方が一番安全だということです。
安全ですが、同時にありきたりな形でもあります。

安全だと言えるのは、主旨がハッキリとしていて簡潔なので、
読む側は安易に内容を把握することが出来るからです。
それに内容が順序良く、かつ狂いなく整理されているのもポイントです。

しかしみんなこの形式で攻めてくるでしょう。
一番オーソドックスで安全な策なので。

前の記事にも書いたように、オレは2年前のC日程でBodyに当たる部分に
肯定的な点を2つと否定的な点1つが混ざるような小論文を書き上げました。
肯定→肯定→否定という形で、結局結論は否定的なものにしました。

これも作戦のうちだと思います。

オレのパターンの他に肯定→否定→否定もあり得るし、
否定→否定→肯定といった形も場合によっては使えるでしょう。

ただし、このように1つのエッセイで肯定意見と否定意見を混ぜる場合には
以下の点に注意してもらいたい。

1)自分が強く主張したい意見は後半に
例えば否定的なエッセイを書きたいのであれば、
否定する具体例を述べるパラグラフは必ず後半に持って来て下さい。
ex. 肯定→否定否定、肯定→肯定→否定

2)1つのパラグラフに肯定と否定の両意見が入らないようにする
これは絶対に避けたいことですね。
1つのパラグラフには基本的に1つのテーマについてしか書きません。
よって、肯定意見から否定意見へと転換するような時は必ずパラグラフを変えるように。

3)インパクトと根拠のある主張を
肯定していたものを否定したり、否定していたものを肯定するためには、
読者を納得させるための強い根拠や具体例が必要です。
ただ曖昧に意見を覆したのでは、
そのエッセイは単に論理が崩れて内容の無いものになってしまいます。

4)反論した後の繋ぎに注意
いざ上手いこと反論して素晴らしいパラグラフが書けても、
結局最後に「んで?言いたいことは?」なんて読者に思われたら意味が無い訳です。
肯定から否定へと意見を移すようなパラグラフを書いた後の
結論への持って行き方に注意して望んでください。


一番安全なやり方(first, second, third...と順序良くストレートに自分の意見を述べる)で攻めるのがいいのかもしれませんが、もし問題用紙を見た瞬間に自分の意見を覆せるようなダイナミックで強い根拠のあるアイディアが浮かんだら、多少リスキーではありますが使ってみるのがいいでしょう。こういった英語小論文は試験官に強い印象を与えない訳がないです。

だから結論、
安全で確実に攻めるのか、ハイリスクハイリターンで攻めるかはあなた次第。

でも多少厳しいことを言えば、
読者に強い印象を与えれるような英語小論文を書いた者のみが勝ち残るのが現実です。
なんせC日程の合格者は20人前後なので。

安全策で進むなら絶対的な根拠と説得力を、
ハイリスクで挑むならインパクトを与えつつ論理が崩れないことを忘れずに。

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分からないトピックに遭遇したら ※追記あり

あと1週間ほどで2009年のC日程試験日ですね。
受験生のみなさんはちゃんと勉強出来てますかー?

今日書くのは、
試験中にもしも訳の分からない内容のトピックに総数した場合の対処法について。
途中、結構難易度が高いですが、最後まで読めばためになると思います。


大抵はみんなが自分の意見を書ける範囲内で問題を提示してくるとは思うんですが、
もしも「やべっ、この分野全然勉強してねぇー」なんてことになったら…。

別に焦ることはありません。時間は十分あります。
ここでオレが言いたいのはすごくシンプルなこと一つだけ。


自分の持っている知識の範囲内で考えること。


当たり前のようで実は当たり前じゃないんです。

分からないトピックに出くわしたら、
おそらくほとんどの人はそのトピックに執着してしまって
分からない分野を必死にこじ開けようとするでしょう。

いくら頑張って考えても、分からないものは分からないんです。
言い換えれば、勉強せずに知識がゼロの状態の分野は、いくら考えても何も出て来ない。

でもここであっさり諦める訳にもいかない。
じゃあどうすればいいのか。

ここがポイントなんだけど、
自分が持ってる知識をどうにかしてそのトピックに繋げるんです。

そう簡単なことではありません。発想力が問われます。

ここで例を使って実証するのはすごく難しいのでやりませんが、
1つだけやるならば例えば2年前にオレが受験したC日程の問題。

このブログを普段から読んでくれている方ならもう目にしたことはあるはずですが、
「25年後の日本の技術は世界にどう貢献しているか」っていうトピックだったんです。

みなさんならどう答えますか?

オレは試験会場で初めてこのトピックを目にした時、
最初はありきたりなシナリオしか頭に浮かばなかったんです。

例えば、「日本の技術は発展を続け、世界のありとあらゆるものに影響を与えていることになっているだろう」みたいな感じに。
でもこの“ありきたり”なシナリオを書いたんじゃ受からないと思って、
ちょっと発想の転換ってやつを使ってみたんです。

以前親父に書いてもらったエッセイにその発想は潜んでました。
「日本の大学は英語で授業を行わないから、発信力が欠けている」という意見でした。
これを使ったんです、25年後の日本の技術について。

技術が世界に発信されなければもちろん貢献は出来ない訳であって、
発信するためには英語という媒体が必要なのであって、
英語を身につけるためには授業を英語で行うべきだと書きました。AIUみたいに。

ちゃっかりAIUをおだてる感じのエッセイになったんですが笑


↓ここからが追記した部分になります↓

上の例で「技術を世界に発信するためには大学の授業を英語で行うべきだ」という主張は、
結論の部分ではなく、bodyの一番最後のパラグラフで書きました。
つまり、上記の主張を結論にしてそのための策や具体例を書いたのではなく、
「日本の技術はそこまで世界に貢献していないだろう」っていう結論の上で、
最後のパラグラフ内に「大学での英語」を主張したってこと。

分かったかな?^^;

もうほとんど忘れてしまったけど、
確か本試験ではオレ、掟破りの形式でエッセイを書いた気がします。
掟破りだったんだけど、最後のパラグラフのインパクトがあまりにも大きかったため、
おそらく合格出来たんだと思います。

以下はオレが実際に書いた内容。
参考になるかもしれないけど、このやり方は結構リスキーだと言っておきます。

結論は「日本の技術はそこまで世界に影響を与えてはいないだろう」っていうものだったんだけど、最初に2つぐらいの事例を使って日本が最新の技術を使ってどう貢献出来ているかを書いたんです。片方は忘れましたが、もう片方は確かエネルギーの節約に関すること・・・太陽光発電とかについて書いたんだと思います。つまり、貢献出来ている=ポジティブな点を2つ書いたんです。

最初に良い点を2つ書いて、第3パラグラフで一気に意見をひっくり返したんです。
うん、気付きましたよね?往来のエッセイの書き方とは矛盾してるんです、このやり方。

続けます。

「でも以上のような貢献をするための環境が今の日本では整っていない。それが英語を媒体として技術を世界に発信出来ないという弱みである。」っていうのを第3パラグラフの頭に書いて、その後に補足するように大学での英語の授業を強く主張しました。

最後のconclusionで、「大学での授業が英語で行われるようになれば、日本は私が上に記したように世界に大いに貢献出来るでしょう」という結論を書いてまとめ上げた気がします。だから最初の結論「=日本の技術はそこまで世界に貢献出来ていないだろう」と、最後の結論「=第3パラグラフで書いたように、日本の大学が英語で授業を行いようにすれば、技術は世界に飛躍し貢献するだろう」が若干違うんです。最初は濁して、最後はハッキリと書いたって感じです。

このように、bodyの部分3つのうち、2つ目までは良い点を、3つ目では欠点を指摘し、
そのまま結論へ持って行くという形式でエッセイを書きました。

普通なら最初に結論を書いたら、
bodyの部分でfist, second, third,といったように論理を展開していきます。
これが一番オーソドックスで安全な方法ですが、オレがやった方法も一応ありです。
追記の最初にも書いたようにリスキーではありますが。

↑ここまでが追記した部分になります↑


これはまぁほんの一例です。

可能な限り、くっつかないだろうと思われる2つの事象をくっつけるのです。

奇想天外な発想とでも言うべきでしょうか。
遠回りでも良いから、それが上手くくっついて結論に辿り着ければいいんです。

あとは自分の書くことに自信を持つこと

自信なさげにmightとかmaybeとかを多用していると、
読んでる側としては自信の無さが伝わってくるのでマイナスイメージです。
堂々と、I believe~とかI strongly emphasize that~とかmustなどを使いましょう。

でも強い表現は本当に自信がある時だけね^^;
論点がズレてるのに強い表現を使ってしまうと、読者は「は?」ってなるので。
とにかく弱々しい表現は避けましょう。


補足:

いつもthesis statementを第1パラグラフの最後の一文に書くことって言ってますが、
実は本当に最後の一文に書くのではなく、
その後に「これからなぜそう思ったのかを具体的に書いていきます」的なものを
もう一文入れることを忘れないでください。

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